Appleが2026年に発売予定のiPhoneシリーズで、Sony製のイメージセンサーからSamsung製の最新3層積層型イメージセンサーへと移行する可能性があるとのリーク情報が浮上した。この変更が実現すれば、処理速度、色精度、ダイナミックレンジの向上に加え、最大500メガピクセルのカメラが搭載される可能性もある。
これまで、AppleのiPhoneは高画質ながらもユーザーが扱いやすいカメラ設計を重視し、単純なメガピクセル数の増加にはあまりこだわってこなかった。しかし、今後は方針が変わるかもしれない。2024年7月には、著名なアナリストの郭明錤(Ming-Chi Kuo)氏が、AppleがiPhone 18シリーズでSamsung製のセンサーを採用する可能性を示唆していた。そして今回、新たな情報源がこの予測を裏付ける形となった。
ソーシャルメディアユーザーのJukanlosreve氏は、Samsungが2026年に発売されるiPhone向けに、3層積層型イメージセンサーを開発中であるとの情報を公開した。さらに、91Mobilesの報道によると、この新センサーはSonyのExmor RSよりも高性能であり、iPhone 18シリーズのメインセンサーとして採用される可能性があるという。
現時点では、この新しいセンサーがすべてのiPhone 18モデルに搭載されるのか、それともProモデルのみに限定されるのかは明らかになっていない。ただし、Appleのこれまでの傾向を考慮すると、大幅なカメラアップグレードはまずProモデルに導入される可能性が高い。
リーク情報によると、このセンサーはPD-TR-Logic構成を採用し、異なる機能を持つ3つのチップを積層することで、処理効率を大幅に向上させるとされる。この技術革新により、撮影速度の向上、より広いダイナミックレンジ、そして色再現性の向上が期待される。
また、Appleのイメージセンサー刷新の噂とは別に、Samsungが自社のGalaxyシリーズ向けに500メガピクセルのセンサーを開発中であるとの情報もリークされており、スマートフォンのカメラ技術競争がさらに激化する可能性がある。
これらの情報は現時点ではあくまで予測に過ぎないが、AppleがSamsungの先進的なイメージング技術をiPhoneに導入する可能性は非常に興味深い。iPhone 18の発表までまだ1年以上あるため、今後の展開に注目したい。