Appleは、対応するすべてのiPhoneに向けて来週iOS 18.2を公開予定で、新機能や改善点を数多く導入します。注目の一部はApple Intelligence機能の段階的な導入に集まっていますが、今回のアップデートは、最新のiPhoneモデルを持たないユーザーにも恩恵をもたらす利便性向上の機能が含まれています。
カメラコントロールの強化 iOS 18.2では、iPhone 16ユーザーからの長年のフィードバックに応え、カメラコントロールボタンが改善されました。このボタンを押し続けるとVisual Intelligence機能が起動し、Apple Intelligenceとのシームレスな統合が実現します。さらに、設定 > アクセシビリティ > カメラコントロールからダブルクリックの速度を調整できるようになり、軽いタッチでフォーカスと露出を固定するオプションも追加されました。設定 > 画面表示と明るさに新しい切り替えボタンが登場し、画面がオンの時のみカメラコントロールボタンを有効化することができます。
スマートカテゴリを備えた新しいメールアプリ メールアプリが一新され、メールを4つのセクションに分類して管理を簡素化します:
Primary(主要):重要な個人メールやアクションが必要なメール Transactions(取引):領収書や確認メールなどの更新情報 Updates(更新):ニュースレターやソーシャル通知 Promotions(プロモーション):マーケティングメールやオファー この分類はデバイス上でローカルに処理され、ユーザープライバシーが保護されます。
音量制限とロック画面スライダー 設定 > サウンドと触覚で、iPhoneの内蔵スピーカーの音量制限を設定できるようになりました。さらに「常に音量コントロールを表示」機能により、iOS 16以降失われていたロック画面での音量スライダーがメディア再生用に復活しました。
デフォルトのメッセージングおよび通話アプリ 設定 > アプリ > デフォルトアプリという新しいメニューから、メッセージングや通話などに使用するアプリを設定可能になりました。現在はサードパーティアプリの対応はありませんが、近日中に更新が期待されています。