Apple、2026年までにスマートホームカメラと健康管理機能を強化した新型AirPodsを発表予定

Appleのサプライチェーンアナリスト、Ming-Chi Kuo氏は、同社が今後数年で発表予定の2つの新製品に関する詳細を明らかにした。それは、スマートホームカメラと、健康管理機能を強化した新型AirPodsだ。

Kuo氏によれば、Appleのスマートホームカメラの量産は2026年に始まる予定だという。このカメラはワイヤレス接続を備え、AppleのインテリジェンスおよびSiriと深く統合されることで、スマートホームのオートメーション機能を強化するとされている。Kuo氏は具体的な詳細については言及しなかったが、これまでの報道によると、Appleは2025年に登場する予定のスマートホームディスプレイを開発中とのことなので、2026年に発売されるカメラは同社の製品ラインの別のアイテムになる可能性が高い。

さらに、Appleは、Apple Watchに搭載されているような高度な健康トラッキング機能を備えた新型AirPodsの発売も計画していると報じられている。これには、心拍数モニタリングや体温測定などの機能が含まれる可能性があり、具体的な詳細はまだ明らかにされていない。2026年のAirPodsモデルと新しいスマートホームカメラの主要なサプライヤーとして、中国のGoertekが担当する予定だともKuo氏は述べている。

また、Appleは次世代のPowerbeats Proにも健康センサーを搭載する可能性を探っており、これにはトレーニング中の心拍数モニタリング機能が含まれるという噂もある。このことは、Appleが自社の製品エコシステムに健康やウェルネスを統合することに注力していることを示しており、今後AirPodsが音楽再生にとどまらず、個人の健康管理にも進出する道を切り開くことを意味している。