Apple、2025年に向けて新たなスマートホームデバイスを準備中、HomePodやスマートディスプレイも登場
Appleが新しいスマートホームデバイスやチップを開発中、AqaraやTP-LinkもCES 2025に向けて準備を進める
Appleは2025年に向けて、スマートホームエコシステムをさらに強化する新製品や革新的な技術を進化させていると報じられている。特に注目されるのは、デバイス間の通信を向上させるために開発中のカスタム無線チップだ。これにより、スマートホームシステムのシームレスな操作が可能となり、これらのチップは来年発表されるAppleの新製品に搭載される見通しだ。
なかでも大きなハイライトは、ディスプレイを統合した新型HomePodだ。報道によると、このHomePodには中国製のLCDパネルが採用される予定で、コスト面での優位性がその理由とされている。韓国製パネルと比べて約10〜15ドル安価になると見積もられている。
2025年のAppleのスマートホーム製品ラインナップには、フルサイズのHomePod、アップデート版のHomePod mini、新しいApple TV、そしてスマートディスプレイが含まれる予定で、スマートホーム市場におけるAppleの存在感をさらに確固たるものにすると期待されている。
Appleの取り組みに加えて、TP-Linkは新しい「Tapo P210M」インウォールスマートアウトレットをリリースした。このアウトレットはMatterに対応しており、Tapoアプリを通じてエネルギー監視機能も提供する。
一方、スマートホームブランドAqaraはCES 2025で複数の新製品を発表する予定だ。リーク情報によれば、プレゼンスセンサー、インウォールディスプレイ、スマート電球、そして新型カメラが含まれている。中でも注目されるのは「Aqara G5カメラ」だ。USB-CとPower over Ethernet(PoE)の両方に対応した柔軟な電源オプション、フルカラーのナイトビジョン機能、HomeKit Secure Videoとの互換性を備えている。また、AqaraはMatterの正式な実装が完了次第、将来的なサポートを約束している。
これらの動きは、Apple、TP-Link、Aqaraといった企業が新技術や製品を通じて競争と革新を続けていることを示しており、スマートホーム業界のさらなる発展が期待される。