Blackmagic Design、iPhone 16向けの新機能を備えたカメラアプリアップデートをリリース

Blackmagic Designは、iPhone 16ユーザー向けに機能を強化したiOS用Cameraアプリのバージョン2.1をリリースしました。このアップデートにより、iPhone 16のCamera Controlから直接操作や録画が可能となり、アプリの録画機能への即時アクセスが実現されました。これにより、ズーム、露出、フォーカス、ISOの調整が同じインターフェースから行えるようになり、撮影プロセスが簡略化されます。

さらに、Control Center、ロック画面、Camera Controlボタンを介してアプリを迅速に起動するオプションが拡充され、即時録画が必要なシーンでのアクセス性が向上しています。また、Blackmagic Cloudとの統合がアプリ内で可能となり、Blackmagic Cloudの組織アカウントにログインしてワークフローの管理がよりスムーズに行えるようになりました。

他の注目すべき改善点としては、撮影中に記録頻度と録画時間を表示するタイムラプス機能の強化や、音声を含むオフスピード録画の対応、モード表示の明確化があります。さらに、HDMIモニタリングの柔軟性も向上し、HDMI解像度をHDに制限する一方で、すべてのページでアクティブなプレビューを維持できるようになりました。

録画形式では、H.264およびH.265コーデックでのビットレート選択オプションが追加され、ファイルサイズと品質をより細かくコントロールできるようになっています。また、DockKit対応のiPhoneアクセサリ向けに、アクセサリサポートが拡充されています。

特にiPhone 16 Proでは、高速ProRes 4K録画の性能が強化され、映像の効率性と品質がさらに向上しています。リモートモニタリング機能も向上し、特にプロキシ録画時の性能が強化され、前面カメラでの録画が正しい向きでキャプチャされるように修正されています。

この最新アップデートにより、Blackmagic Cameraアプリのプロ仕様機能がさらに強化され、特に高品質なビデオ撮影を簡単かつ柔軟に行いたいと考えるiPhone 16ユーザーにとって、より強力なツールとなりました。