iPhone 18 Proに画期的な可変絞りカメラが搭載予定

iPhone Proシリーズは大幅なカメラアップグレードを迎えることになりましたが、それは現在のiPhone 16 Proや次世代のiPhone 17 Proでは実現しません。AppleのアナリストであるMing-Chi Kuo氏によると、この画期的な変更はiPhone 18 Proモデルで初めて導入され、可変絞り技術を搭載したメインリアカメラが特徴となる予定です。この詳細は、Kuo氏が最近のMedium投稿で共有しました。

可変絞りは、一般的に一眼レフカメラに搭載されている技術で、レンズの開口部が調整可能です。これにより、センサーに入る光の量をコントロールでき、被写界深度や写真の全体的なクオリティに影響を与えます。ユーザーは異なるf値を切り替えることで、様々な光の状況に適応しやすくなり、より芸術的な写真を撮影する機会が広がります。

スマートフォンにおいては、可変絞り技術はまだ珍しいものの、完全に新しい技術ではありません。Xiaomi 14 Ultraやその前モデルであるXiaomi 13 Ultraはすでにこの機能を提供しています。また、Samsungも過去にGalaxy S9 Plusで可変絞りシステムを試みましたが、そのモデルでは旧式の技術が使用されていました。Samsungの最新モデル、Galaxy S24 Ultraではこの高度なカメラ技術は採用されていません。

Appleが可変絞りレンズを採用するにあたっては、中国のSunny Opticalや台湾のLargan Precisionといったサプライヤーとの協力が見込まれています。現在のiPhone 14 Proモデルでは固定絞り（ƒ/1.78）が採用されており、2025年9月頃に登場すると予想されるiPhone 17 Proシリーズも同様の仕様になる見込みです。

2007年に初代モデルが発売されて以来、Appleは一貫してiPhoneカメラの向上に注力してきました。2026年に登場予定のiPhone 18 Proに可変絞りシステムが搭載されることで、スマートフォン写真撮影の新たな飛躍が期待されており、再び業界をリードする存在となる可能性があります。